「バーに行きたいけれど、連れがお酒を飲めない」
そう言って、候補から外される。バーという場所は、たびたびそういう扱いを受けます。
けれど、バーで飲んでいるのは、お酒だけではありません。
飲めない人が、バーで居心地を悪くする理由
お酒が飲めない方がバーで肩身の狭い思いをするのは、たいてい次の3つが原因です。
1. 選べるものが、ウーロン茶しかない
これが一番多いパターンです。飲めない人にだけ、急に選択肢が消えます。 隣が凝ったカクテルを飲んでいる横で、自分だけ既製品のグラスを持つ。楽しくないのは、味の問題ではありません。
2. 「飲めないのに、なぜ来たのか」という空気
言葉にされなくても、伝わることがあります。その空気がある店は、そもそも合いません。
3. 頼み方が分からない
そもそも何を頼めばいいのか。ノンアルコールで何が作れるのかを知らないため、聞くこと自体をためらってしまう。
バーで飲んでいるのは、お酒だけではない
考えてみると、バーで得ているものの多くは、アルコールとは関係がありません。
| バーで得ているもの | お酒が要るか |
|---|---|
| 静かな時間 | 要らない |
| 一杯ずつ作られたドリンク | 要らない |
| カウンター越しの会話 | 要らない |
| 灯りと空間の質 | 要らない |
| 酔い | 要る |
要るのは最後の一つだけです。 残りはすべて、ノンアルコールでも同じように受け取れます。
当店ではノンアルコールもお作りします
既製品を注いで出す、ということはいたしません。バーテンダーが一杯ずつお作りします。
ご希望を伺って組み立てますので、注文の際は次のように伝えていただければ十分です。
- 「甘くないものを」
- 「柑橘系で、さっぱりしたものを」
- 「炭酸で、軽めに」
- 「食後なので、少し苦みのあるものを」
銘柄をご存じである必要はありません。 この伝え方はアルコールの場合とまったく同じで、カクテルの頼み方に書いたとおりです。
なお、世の中にはノンアルコールカクテルと呼ばれる一群があります。柑橘を組み合わせたもの、ミントを使った清涼感のあるもの、フルーツを潰して作るもの。方向性をお伝えいただければ、それに沿ってお作りします。 具体的なご相談は、ご来店時にお尋ねください。
二人で行くとき、気を使いすぎなくていい
飲める方と飲めない方が一緒に来られるとき、飲める側が気を使いすぎることがあります。
自分だけ飲むのは悪い気がする。だから自分も控える。結果、二人とも中途半端になる。
その必要はありません。 一方がカクテル、一方がノンアルコール。この組み合わせでお越しになる方は、珍しくありません。
| 組み合わせ | 珍しいか |
|---|---|
| 二人ともアルコール | 一般的 |
| 一方がノンアルコール | 珍しくありません |
| 二人ともノンアルコール | こちらも問題ありません |
飲めない側が気を使う必要もありません。同じ一杯が、同じように作られて出てきます。 グラスの中身が違うだけです。
車でお越しの方へ
ハンドルキーパーの方も、同じようにお過ごしいただけます。ノンアルコールのみのご利用でも、まったく差し支えありません。
なお、駐車場所については事前にお電話(078-221-2666)でご確認いただくと確実です。
こんな場面に
| 場面 | 使い方 |
|---|---|
| 飲めない相手とのデート | デートで使うバーと同じようにお使いいただけます |
| 記念日の乾杯 | ノンアルコールでの乾杯も承ります(記念日のご利用) |
| 接待で、飲まないお客様がいる | 同席の方だけがノンアルコール、という形で問題ありません |
| 体調やお薬の都合 | 無理に飲む必要はありません |
| 食事のあとの二軒目 | 二軒目としてのご利用にも |
ご来店にあたって
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 営業時間(平日) | 16:00〜24:00 |
| 営業時間(土日祝) | 12:00〜24:00 |
| 定休日 | 水曜日 |
| 席 | カウンター7席/テーブル1卓(最大6名)・最大13名まで |
| 貸切 | 可能です(事前にご相談ください) |
| ご予約 | 電話またはお問い合わせフォーム(予約なしでもご来店いただけます) |
| お支払い | 現金・PayPay・クレジットカード |
| 喫煙 | 全席喫煙可(紙巻き・加熱式・葉巻とも)/苦手な方はお申し出ください |
| 所在地 | 神戸市中央区中山手通2-13-8 エール山手ビル1階 |
たばこについては、先にお伝えしておきます。 当店は全席喫煙可です。苦手な方はご遠慮なくお申し出ください。紙巻き・加熱式・葉巻を問わず、周囲のお客様に配慮をお願いしています。ただし分煙の設備はありませんので、煙をまったく受けつけない方には向きません(喫煙環境について)。
営業時間やお支払いの詳細は営業時間・ご予約・お支払いについてに、会計の仕組みはバーの会計ってどうなってるの?にまとめています。
お一人でのご来店を考えている方は一人でバーに入るのが不安なあなたへもどうぞ。飲めないことも、一人であることも、この店では特別なことではありません。
飲めないから、ではなく
「お酒が飲めないので」と、申し訳なさそうにおっしゃる方がいます。
謝っていただく必要は、まったくありません。この店が売っているのは、酔いではなく、時間のほうです。
1947年から続くカウンターで、静かな一杯を。中身が何であっても、変わりません。