ふと、仕事帰りに。あるいは、家路につく前のほんの少しの時間。
「一人でどこかで飲んで帰りたいな」
そう思う夜はありませんか?
カフェでは少し騒がしいし、居酒屋に一人で入る気分でもない。
そんな時、映画やドラマで見るような「バー」が頭をよぎるけれど……
「中が見えないから怖い」
「一人で行って浮かないかな」
「変な男性に絡まれたりしないかな」
その不安、痛いほどよく分かります。
女性がたった一人で、重厚な扉を開けるには大きな勇気が必要です。
ですが、あえて言わせてください。
バーこそ、女性が一人で安心して「自分を取り戻せる」最も安全な場所なのです。
今日は、なぜそう言い切れるのか、そして失敗しない「安全なバーの選び方」について、カウンターの内側からこっそりお教えします。
女性が「安全なバー」を見分ける2つのポイント

世の中には星の数ほど飲食店がありますが、女性の一人飲みに適している店には共通点があります。
1.「オーセンティックバー」を選ぶこと
まず一番大切なのは、お店のジャンルです。
「バー」と一口に言っても、ダーツバーやスポーツバー、カジュアルなスタンディングバーなど様々です。
女性の一人飲みにおすすめなのは、当店のような「オーセンティックバー(正統派のバー)」です。
なぜなら、そこには必ず「プロのバーテンダー(マスター)」がいるからです。
カジュアルな店では、お客様同士の距離が近く、ナンパや騒がしい会話が発生しがちです。
しかし、オーセンティックバーは「静寂」と「距離感」を売りにしています。
お店側が「騒がしいお客様」や「マナーの悪い方」をお断りする文化があるため、店内の治安が圧倒的に良いのです。
2.ビルや入り口の「清潔感」を見る
入店前にチェックできるポイントもあります。
お店が入っているビルの共用部や、お店のドア周りが綺麗に掃除されているかを見てください。
良いバーは、お客様をお迎えする「入り口」を神聖なものとして扱います。
看板が整然としている、ドアノブが磨かれている。
そういった店は、中に入っても間違いなく紳士的なサービスを提供しています。
絡まれる? 喋らないとダメ?|よくある不安Q&A

それでも拭えない具体的な不安に、正直にお答えしましょう。
これがオーセンティックバー最大のメリットです。 カウンターの中にいる私たちは、単にお酒を作るだけでなく、店全体の「空気」を守るガードマンでもあります。 もし、隣のお客様がしつこく話しかけてきたり、あなたが迷惑そうな顔をされていたら、私たちはすぐに察知します。 さりげなく間に入って会話を遮ったり、場合によっては席を移動したり、お相手の方に注意を促したりします。 「カウンター越しに、常に味方がいる」 そう思って、安心して座っていてください。
私たちバーテンダーにお任せください。
「一人で行ったら、マスターが気を遣ってずっと話しかけてくるのでは……」と心配される方もいますが、良いバーテンダーはお客様の「放っておいてほしいオーラ」を敏感に読み取ります。 スマホを見ても、文庫本を読んでも、あるいは、ただぼんやりとボトルを眺めるだけでも構いません。 「沈黙」もまた、バーの贅沢な肴(さかな)です。 もちろん、お話ししたくなったら、いつでもお相手いたしますよ。
いいえ、無理に話す必要はありません。
神戸三宮「SLICE BAR」にお一人様女子が多い理由
手前味噌ですが、当店には、女性のお一人様が数多く来店されます。
創業から78年、神戸の街で見守ってきた歴史があるからかもしれません。
客層の良さが「安心」の証
長く続いている店には、長く通ってくださる「紳士的な常連様」が多くいらっしゃいます。
彼らは店の空気を大切にしてくださるので、女性がお一人で来られても、ジロジロ見たり、無粋な真似をしたりすることは決してありません。
「お嬢さん、いい店を知ってるね」と、心の中で敬意を払ってくれるような方ばかりです。
あなた好みのカクテルを
メニューを見ても分からなければ、「甘くて、アルコールは弱めで、フルーツを使ったもの」とオーダーしてください。
季節の苺や桃を使ったカクテルや、お酒が飲めない日のノンアルコールカクテル(モクテル)も、喜んでお作りします。
今夜、自分へのご褒美を

仕事で疲れた日。
誰かのために頑張った日。
そんな夜こそ、誰にも邪魔されない、あなただけの時間が必要です。
バーでの1杯は、エステやマッサージと同じくらい、心を解きほぐす「メンテナンス」の時間。
ほんの30分、お酒と向き合うだけで、明日また少し優しくなれる気がしませんか?
私たちはいつでも、重たい扉を少しだけ開けやすくして、あなたをお待ちしております。
どうぞ、怖がらずに。
ぜひご来店お待ちしております。